月別アーカイブ: 2009年4月

リズムの入力 … パーカッション1

前回の「リズムの入力」はドラムセットでしたので、今回はドラムセット以外のパーカッションを入力してみます。ドラムセット以外のリズム楽器といえば、例えばコンガやマラカスなどがあげられます。
Note Editorの[ヘルプ]メニューから[Note Editorヘルプ]を起動して、目次の最後「GMドラム音色リスト」をクリックしてください。ドラムセットを含む全リズム楽器リストを見ることができます。
それでは実際に入力してみましょう。まず[設定]メニューの[各トラックの設定]をクリックしてください。
下図(クリックすると拡大します)の赤枠をご覧ください。Drums(Tr.Drのことです)のMIDI Ch.が「10」になっています。
Rhythm2a

MIDI Ch.の「MIDI」というのはScore Magazineで楽譜を演奏するときに使うパソコンの音源です。
MIDI Ch.の「Ch.」というのは「チャンネル」の略で、ここではわかりやすくするために1個の楽器と考えてください。
Ch.は1~16まであり、1台のパソコンの音源には16個の楽器が組み込まれていることになります。
その中でもCh.10は特殊な楽器で、リズム楽器専用の電子楽器となっています。
ですので、例えばTr.Drの上のTr.7にコンガやマラカスなどを入力したければ、Tr.7のMIDI Ch.を下図のように「10」に変更すればいいことになります。
Rhythm2b

楽器音色の設定とトラックを追加したときの注意点

Tr.Dr以外のトラックに楽器の音色を設定するには、[設定]メニューの[各トラックの設定]をクリックすると表示されるダイアログボックスの[GM音色]で行います。
設定した楽器音色名は楽譜には表示されませんが、これを表示させたい場合は[コメント]に音色名を入力します。
簡単な入力方法としては、まず[GM音色]ボックスの音色名をクリックして選択(青く反転します)したあと、音色名上で右クリックし、表示されたミニメニューの[コピー]をクリックします。
次に、[コメント]のボックスをクリックして文字入力待ち状態にしたあと、続けて右クリックして、表示されたミニメニューの[貼り付け]をクリックします。
図(クリックすると拡大します)は、[編集]メニューの[トラックの追加]で「Tr.1の前に1Tr.分追加」したあと[各トラックの設定]を表示させたものです。
Inst_attention

bは元Tr.1だったトラックのMIDI Ch.、aは新しく追加されたトラックのMIDI Ch.です。どちらも「1」になっています。
このようにMIDI Ch.が重複していると、例えばTr.1に「グランドピアノ」が、Tr.2に「ジャズギター」が、それぞれ設定されていても、演奏すると両トラックとも後のチャンネル、ここでは「ジャズギター」で演奏されてしまいます。
このような不具合を避けるために、Tr.2のMIDI Ch.を「8」にするなどして、必ずMIDI Ch.が重複しないようにしてください。

和音(コード)の入力や音程などの修正

例えば、Cのコード(ドミソ)を入力したいときは、まず「ド」を入力したあと、下図のように「ミ」の位置でポイントしてください。
Chord

和音が入力できる位置であれば音符が緑色に変化しますので、クリックすれば「ドミ」の和音になります。
もし音程を間違って入力してしまったときは、[表示]メニューの[入力済み音符編集ボタン]コマンドがチェックされている状態にしてください。下図のようにa、b、cのボタンが表示されます。
Move

音程を変更する場合は、cのボタンが押されている状態にしたあと、変更したい音符のたまをポイントすると赤く変化しますので、変更したい音程にドラッグしてください。
臨時記号を付け忘れた場合は、aのボタンが押されている状態にしたあと、追加したいbや#などの臨時記号ボタンが押されている状態にして、臨時記号を追加したい音符のたまをクリックしてください。
逆に臨時記号を削除したい場合は、aのボタンが押されている状態にしたあと、臨時記号ボタンが押されていない状態して、臨時記号を削除したい音符のたまをクリックしてください。
bのボタンが押されている状態にしたあと音符のたまをクリックすると、スラーが付いていない音符にはスラーが追加され、逆にスラーが付いている音符のスラーは削除されます。

リズムの入力 … ドラムセット

下図(クリックすると拡大します)は[設定]メニューの[ドラム音色]をクリックすると表示される画面です。
Rhythm1a

画面上の音色名は一般的なドラムセットを構成する楽器で、Tr.Drの五線の音程に対応しています。
例えば、五線左下の一番低い音程「ファ」に入力するとハイハットペダルの音が鳴ります。
右隣の「ラ」はバスドラムですが、バスドラムと表示されているボックスをクリックしてアコースティックバスドラムに変更することもできます。
下図は実際に入力しているところです。
Rhythm1b

「しおり」の赤枠「Tr.Dr」をクリックすると画面上部にTr.Drの五線が表示されますので、ハイハットペダル → 2分休符 → 4分休符と入力して、リムショットを入力しようとしているところです。
リムショットを入力するときはcのボタンが押されている状態で図のように音程「ミ」の位置でクリックしますが、cのボタンが押されていなければ「ミ」の位置はアコースティックスネア(最初の図参照)になります。
同じく、aが押されていればハイハットオープン、aが押されていなければハイハットクローズ、bが押されていればクラッシュシンバル1、bが押されていなければライドシンバル1になります。

童謡「七つの子」を8小節入力してみる … コードネーム

今回はコードネームを入力します。
コードネームを入力するには下図(クリックすると拡大します)の[音符と記号パレット]のa部分をクリックしてください。
Nanatsunoko4a

すると、[音符と記号パレット]がコードネーム選択ボックスに変わり、楽譜b部分にコードネームトラックが表示されます。ここにコードネームを入力して行きます。
コードネームトラックは数字の一番小さなトラックの五線の上に表示されます。
例えば、[表示]メニューの[トラック]でTr.1のチェックを外し(Tr.1を非表示)、Tr.2をチェックしていたら(Tr.2を表示)、コードネームトラックはTr.2の上に表示されます。
それでは最初のコードネーム「G」を入力してみましょう。
下図の赤枠部分で「G」を選び、最初の音符の真上の位置にあるコードネームトラックのボックスにポイントして(ボックスが赤くなります)クリックしてください。コードネーム「G」が入力されます。
Nanatsunoko4b

次のコードネームは2分音符真上に入力する「D7」ですが、今度は赤枠部分で「D」を選んだあと、赤枠右のボックスで「7」を選びます。

童謡「七つの子」を8小節入力してみる … 歌詞

前回は音符を入力しましたので続けて歌詞を入力してみます。
[機能]メニューの[歌詞]をクリックしてください。歌詞入力ウィンドウが表示されます。
下図(クリックすると拡大します)は歌詞入力ウィンドウの1番の音符位置に「か」、「ら」、「ー」、「す」と入力したものです。
Nanatsunoko3a

歌詞は最小16分音符単位で5番まで入力できます。
下図は、2番にその最小16分音符単位で「テ」、「ス」、「ト」と入力したものです。aの[適用]ボタンをクリックするとbのように直接楽譜に反映されます。
Nanatsunoko3b

童謡「七つの子」を8小節入力してみる … 音符

図(クリックすると拡大します)はNote Editorに「七つの子」を8小節入力したものです。
Nanatsunoko2

今までの記事を読めば、図を見ながら同じように入力できると思います。
具体的には次のようになります。
(1)[設定]メニューの[調・拍子・小節幅]で[調]を[# = 1]、つまり#が一つの調(ト長調)に設定。
(2)Note Editor起動直後は8パートのバンド譜を作成する設定になっているので、[表示]メニューの[トラック]でTr.1以外のチェックを外し、歌だけのパート譜にする。
(3)音符を入力して行く。4小節目の付点2分音符を選択するには、2分音符ボタンをクリックしてから図の赤枠部分をクリックする。
(4)音符を入力すると、2ページ目に4小節目ができて音符が入力される。もし1段(一つの五線)に1~4小節を表示したければ、[設定]メニューの[調・拍子・小節幅]で[簡易設定]をクリックし、「1ページ1段に4/4拍子の小節が4個収まる小節幅」にする。
(5)前回「Note Editorの基礎の基礎2」の図のaの位置でクリックして5小節目を作成し、続けて最後まで入力する。
(6)[設定]メニューの[曲名]で曲名「七つの子」と入力する。
(7)[ファイル]メニューの[名前を付けて保存]で[ファイルの種類]が[Score Magazine Sequenceファイル(*.sms)]になっていることを確認して保存する。
[ファイルの種類]で[MIDIファイル(*.mid)]を選択するとMIDIファイルとして保存することができます。

Note Editorの基礎の基礎2

ソフトが起動したとき、NewScoreと書かれたページには五線が8本表示され、各五線の左端には上から順にTr.1、Tr.2、…と書かれています。
これは、左の「しおり」のTr.1、Tr.2、~Tr.7、Tr.Drに対応しています。最後の「Dr」はドラムスの略。ドラムス専用トラックです。
この状態は、例えばTr.1に歌、Tr.2にギター、Tr.3にベース、…などという、八つの楽器(8パート)の楽譜を作成できる設定になっています。
下図は(クリックすると拡大します)全音符が4小節まで入力されています。5小節目に入力するにはaの位置でクリックして音符を入力します。
Page5

クリックした時点で自動的に2ページ目が作成され、bの位置に「ページ2」の構成が表示されます。2ページ目を見ると5小節目ができて音符が入力されています。
一方、「歌だけ」とか「バイオリンだけ」というように、一つの楽器の楽譜(パート譜)を作成したい場合は、[表示]メニューの[トラック]をクリックすると表示されるダイアログボックスで、Tr.1以外のチェックを外します。
つまり、Tr.1の五線だけが表示されるようにするわけです。
その結果、aの位置でクリックすると新たなページは作成されずに、cの位置に5小節目が作成されて音符が入力されます。

Note Editorの基礎の基礎1

ソフトが起動した状態で音符を入力すると1段に付き4小節分入力できます。楽譜としては調号のない(ハ長調・イ短調)4/4拍子です。
このとき、[設定]メニューの[調・拍子・小節幅]で#が一つの調(ト長調・ホ短調)を設定すると、#記号の幅の分が広がったため、4小節目が入りきれずに次のページに移動します。
つまり、1段に付き3小節の表示になってしまいました。
以上をあらわしたのが下図です(クリックすると拡大します)。
Num_bar_tr

1段に付き4小節の表示にしたければ、[調・拍子・小節幅]の[簡易設定]をクリックして、表示されたダイアログボックスで
「1ページ1段に4/4拍子の小節が4個収まる小節幅」
と設定してください。
Key_beat_bwidth

簡単な音符の入力から演奏まで

Note Editorで童謡「七つの子」を1小節入力してみましょう。図のaとcが選ばれているのを確認してください。
Nanatsunoko1a_4

五線の赤線内(だいたいでOK)のシの位置にマウスをポイントしてクリックします。すると、4分音符が入力されます。
間違って入力したら、bのボタンをクリックしてください。マウスポインタが消しゴムの形に変わります。そして、消去したい音符や休符にポイントしてクリックしてください。入力を続けるにはaのボタンをクリックしてください。
cの右の8分音符ボタンをクリックして下図のようにラとソを入力し、続けてcの左の2分音符ボタンをクリックして下図のようにラを入力します。
Nanatsunoko1b

最初の図のdをクリックしてください。演奏が始まります。
※原曲はト長調です。