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1ページ目の装飾:装飾する範囲が狭いとき2

装飾する範囲が狭いときと広いときの例
下の二つの楽譜(クリックすると拡大します)は、画像や文章を挿入したあと、前回のように[設定]メニューの[五線以外のレイアウト]で[ページ上部の余白]を設定しています。
Deco_small1
Demo_large
上の楽譜では、画像が小さく文章も少ない(装飾する範囲が狭い)ので[ページ上部の余白]は「2」でよかったのですが、下の楽譜では、画像が大きく文章が多い(装飾する範囲が広い)ので[ページ上部の余白]は「4」を設定しています。
[ページ上部の余白]の数値が大きくなるほど、隣り合った五線の間隔が狭くなります。
その結果、下の楽譜では音符と歌詞が重なって見づらくなっているのがわかると思います。
画像や文章の挿入
今回は、装飾する範囲が狭い上の楽譜の設定手順をご紹介します。
まず[設定]メニューの[五線以外のレイアウト]をクリックしてください。
表示されたダイアログボックスの[曲のレイアウト]タブをクリックすると下図のような画面になります。
Deco_small2
図aの[画像上]タブをクリックしたあと、図bの[読み込み]ボタンをクリックして、楽譜に挿入したい画像を開いてください。
もし、画像が写真であれば、画像を開く際に[ファイルの種類]を「JPEGファイル」に変更します。
最後に図cの[Left]と[Top]で表示位置を設定して、[適用]ボタンで確認してください。
今度は図dの[文章]タブをクリックして、楽譜に挿入したい文章を入力してください。
画像のときと同じく、[Left]と[Top]で表示位置を設定して、[適用]ボタンで確認してください。

1ページ目の装飾:装飾する範囲が狭いとき1

曲名のフォントや作詞・作曲者名のフォントだけを装飾する場合は、五線のレイアウトにそれほど気を使う必要はありません。
これらを装飾する手順ですが、まずNote Editorで楽譜を作成して保存(SMSファイル)したら、Score Magazineを起動して保存したファイルを開いておいてください。
装飾している最中に音符など楽譜の間違いに気付いたら、こちらの記事を参考にSMSファイルを差し替えてください。
下図(クリックすると拡大します)は、作詞・作曲者名を入力したあと、フォントを変更したものです。
Deco_title1
作詞・作曲者名を入力するにはこちらの記事を参考にしてください。
曲名フォントを変更するには、まず[設定]メニューの[五線以外のレイアウト]をクリックします。
表示されたダイアログボックスの[曲のレイアウト]タブをクリックすると下図のような画面になります。
Deco_title2
図aの[曲名]タブをクリックしたあと、図bの[フォント]ボタンをクリックして、フォントを設定してください。
曲ファイルを他のパソコンで開く可能性があるときは、こちらの記事を参考に設定するフォント名にご注意ください。
フォントを設定したら、図cの[Left]と[Top]で表示位置を決めます。[適用]ボタンをクリックしながら微調整してください。
最後に、図dのように[ページ上部の余白]を「1」に設定してください。

Windows 7で[五線以外のレイアウト]機能を使う前に

こちらは、Score Magazineの[設定]メニューの[五線以外のレイアウト]の正常な設定画面です。
Space_set_ok_2
こちらも同じ設定画面ですが、正常な設定画面にあった赤枠部分がありません。
Space_set_ng_2
もし、上のような状態の方がいらっしゃいましたら、下図(クリックすると拡大します)のように、文字のサイズを「小-100%(規定)」に変更して[適用]ボタンをクリックしてください。
Font_size_std
これで正常な設定画面に戻ります。

強弱記号や速度記号などの演奏データ5

(これはPro版の記事です)
ピアノのペダル
これまで4回、グラフィックエディタにデータを設定する方法を書いてきました。
音符に対する設定や曲中のテンポ設定はグラフィックエディタを使用します。
Note Editor Proの[音符と記号パレット]の[Others]にある音楽記号の中で、グラフィックエディタではなくイベントリストを使って制御するものにピアノのペダル・マークがあります。
下図(クリックすると拡大します)aは「ペダルを踏む」、bは「ペダルを離す」の記号です。
Others_pedal

演奏に反映させるとすれば、a以降の音符からb直前の音符まで、音を伸ばしっ放しにすることになります。
その設定方法ですが、まずイベントリストを表示させて、図dの行(これはaの位置にある音符データです)にカーソルがあることを確認して、cの[挿入]ボタンをクリックします。
その結果、dの行の前に「Control Change」というMIDIイベントが挿入されますので、eに64と127を入力してください。
このMIDIイベント以降の音符が、音が伸びっ放しになります。
同様の手順で、fの行(これはbの位置にある音符データです)の前に「Control Change」を挿入して、gに64と0を入力してください。
このMIDIイベント以降の音符が、音が伸びっ放しにならない通常の発音に戻ります。

強弱記号や速度記号などの演奏データ4

(これはPro版の記事です)
グラフィックエディタに関する補足です。
[フリーハンドモード]とデータの入力位置
前回の[範囲選択モード]の他に、マウス移動の軌跡をそのままデータ化する[フリーハンドモード]で設定することもできます。
その方法としては、下図(クリックすると拡大します)aの[テンポ]が選択されていることを確認して、bの[フリーハンドモード]ボタンをクリックしてください。
Others_freehand

そして、rit.(リタルダンド)の付いた音符のcの位置でクリックしたまま、矢印の方向にマウスを移動させてください。図のように、マウスの軌跡に沿ってデータが入力されます。
音符単位で設定するベロシティ(強弱)やゲート・タイムに対して、テンポやピッチベンドはTick単位(*)で設定することができます。
* Tickとは、テンポデータなどのMIDIイベントを記録できる時間の最小単位です。Score Magazineの1Tickは、4分音符を480に分けた値となっています。
テンポとデータの関係
グラフィックエディタの[テンポ]で設定するデータは、プレーヤーで設定したテンポに対する相対値です。なので、[フリーハンドモード]だと特に感覚的に設定していただくことになると思います。
極端な例ですが、プレーヤーでテンポ60に設定して、グラフィックエディタで-100を設定しても、テンポの最も遅い値40に丸められてしまいます。
テンポをある程度絶対的な値として設定したい場合は、お手数ですが、メトロノームに合わせていただくのが簡単だと思います。

強弱記号や速度記号などの演奏データ3

(これはPro版の記事です)
テンポ
文字通りテンポを変更するためのもので速度記号に対応します。
例として、rit.(リタルダンド=次第に遅く)とa tempo(もとの速さで)を設定してみます。
まず、下図(クリックすると拡大します)aの[テンポ]が選択されていることを確認して、bの[範囲選択モード]ボタンをクリックしてください。
Others_rit

次に、rit.(リタルダンド)の付いた音符に対してテンポを設定しますが、音符より少し前のdの位置でクリックして、次の音符より手前までドラッグし(ドラッグ範囲がグレーになります)、cの[設定]ボタンをクリックしてください。
設定ウィンドウが表示されますので、とりあえず-20に設定してください。図のように、ドラッグ開始位置dに青い縦線が表示されるはずです。
同様の手順でeの音符に対して設定しますが、今度は設定ウィンドウで-40に設定してください。図のように、ドラッグ開始位置eに青い縦線が表示されるはずです。
同様の手順でfとgの音符に対して(図はgをドラッグした状態です)を設定してください。それぞれ、順に-60、-80に設定してください。
最後に、同様の手順でhのa tempoが付いている音符に対して、0を設定してください。
accel.(アッチェレランド)やrit.(リタルダンド)などの決められた値はありません。演奏しながら相対的に判断してください。

強弱記号や速度記号などの演奏データ2

(これはPro版の記事です)
ゲートタイム
音符の発音の長さを変更するもので、テヌートやスタッカートに対応します。
例として、テヌート、メゾ・スタッカート、スタッカートの演奏データを設定してみます。
まず、下図(クリックすると拡大します)aの[ゲート・タイム]が選択されていることを確認して、bの[範囲選択モード]ボタンをクリックしてください。
Others_gate

次に、dのテヌートの付いた音符より少し前の位置でクリックしてメゾ・スタッカートより前の音符までドラッグし(ドラッグ範囲がグレーになります)、cの[設定]ボタンをクリックしてください。
設定ウィンドウが表示されますので、とりあえず90に設定してください。
同様の手順でeのメゾ・スタッカートの範囲を設定しますが(図はドラッグした状態です)、今度は設定ウィンドウで60に設定してください。
最後に、同様の手順でfのスタッカートの範囲を設定してください。今度は設定ウィンドウで40に設定します。
ゲートタイムの初期値は80ですが、テヌートやスタッカートなどの決められた値はありません。演奏しながら相対的に判断してください。
ピッチベンド
音の高さを連続的に変化させるもので、Note Editor Proの[音符と記号パレット]の[Others]にある音楽記号とは関係ありません。ギターのチョーキングなどの効果が欲しいときに使います。

強弱記号や速度記号などの演奏データ1

(これはPro版の記事です)
Note Editor Proの[音符と記号パレット]の[Others]にある音楽記号は演奏には反映しません。
前回のフェルマータやタイとスラーの演奏データクレッシェンドとデクレッシェンドの演奏データで説明したように、演奏に反映しない記号を反映させるようにするには、グラフィックエディタやイベントリストを使います。
グラフィックエディタは、ベロシティ(強弱)、ゲートタイム、ピッチベンド、テンポの四つの演奏データを制御できます。
それでは、各項目とそれに対応する音楽記号の設定方法を解説して行きます。
ベロシティ(強弱)
音符の発音の強さを変更するもので強弱記号に対応します。
例として、pp(ピアニッシモ)とff(フォルティッシモ)の演奏データを設定してみます。
まず、下図(クリックすると拡大します)aの[ベロシティ(強弱)]が選択されていることを確認して、bの[範囲選択モード]ボタンをクリックしてください。
Others_velo

次に、dのpp(ピアニッシモ)の付いた音符より少し前の位置でクリックしてffより前の音符までドラッグし(ドラッグ範囲がグレーになります)、cの[設定]ボタンをクリックしてください。
設定ウィンドウが表示されますので、とりあえず80に設定してください。
同様の手順でeのff(フォルテッィモ)の範囲を設定しますが(図はドラッグした状態です)、今度は設定ウィンドウで120に設定してください。
音符のベロシティ(強弱)の初期値は100ですが、pp(ピアニッシモ)やff(フォルティッシモ)などの決められた値はありません。演奏しながら相対的に判断してください。
初期値が100で最大値が127なので、f~ffffを設定するには変更範囲が狭く、表現が制限されるかもしれません。
強弱記号が多用されている曲でベロシティ(強弱)を表情豊かに表現したい場合は、初期値を70くらいにすると対応しやすいと思います。
その方法としては、図b右隣の[すべて選択]ボタンをクリックしたあと、cの[設定]ボタンをクリックして、表示されたウィンドウで70に設定してください。
この場合、全体の音量が小さくなりますので、[設定]メニューの[各トラックの設定]の[音量]と、[設定]メニューの[マスターボリューム]を、それぞれ127に上げるといいと思います。

小節線(複縦線)に付くフェルマータと音符・休符に付くフェルマータ2

(これはPro版の記事です)
音符と休符に付く場合は速さを変更する記号です。下図(クリックすると拡大します)のように[音符と記号パレット]の[Others]にあります。
Fermata_others

一時的に拍子を停止させ、音を長く伸ばしたい音符・休符に入力します。
こちらは演奏に反映しませんので、演奏に反映させるにはグラフィックエディタで演奏データを設定します。
設定方法は、まず下図bの[編集項目]を「テンポ」に変更して、cの[範囲指定モード]ボタンをクリックします。
Fermata_set1

次に、eのフェルマータの付いた音符のだいたいの位置でクリックして少し右にドラッグし(ドラッグ範囲がグレーになります)、dの[設定]ボタンをクリックしてください。
下図のような設定ウィンドウが表示されますので、ここではとりあえず-100にして[OK]ボタンをクリックしてください。
Fermata_set2

eのドラッグ開始位置に-100の値まで下に伸びた青い縦線が表示されたはずです。
なおこの状態は、フェルマータの付いた音符以降が、aのテンポに対して相対的に-100の速度で演奏されますので、フェルマータの付いた音符の右となりの音符以降をaの速度に戻す必要があります。
その方法としては、fの位置でクリックして少し右にドラッグし、dの[設定]ボタンをクリックして、表示された設定ウィンドウで0を設定してください。
ここでは、フェルマータの値はとりあえず-100にしましたが、実際に演奏してみて、適宜変更してください。

小節線(複縦線)に付くフェルマータと音符・休符に付くフェルマータ1

(これはPro版の記事です)
フェルマータは、複縦線に付く場合と音符・休符に付く場合があります。
複縦線に付く場合は反復記号です。下図(クリックすると拡大します)aのように[音符と記号パレット]の[Repeat]にあります。
Fermata_repeat

D.S.(ダル・セーニョ)やD.C.(ダ・カーポ)とともに用いられ、D.S.やD.C.による反復から演奏を終止させたい場所に入力します。Fineと同じです。
(1) → (2) → (1)と演奏されます。